「加地 舞 展」開催中!!

Vol.35(2012.10.17)

1015日(月)~1027日(日)の期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて「加地 展」開催中です。財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会もついに4回目となりました。

加地舞さんは、大阪芸術大学で陶芸を学んだあと、京都市立芸大大学院で陶磁器を専攻し卒業されました。学生時代につちかった、陶芸の技術と知識を思う存分生かした、動植物のような動きのある作品を主に制作され、積極的に個展・グループ展で発表されています。

今回の展覧会は、加地さんの代表作を一堂に集めることで、植物園のような不思議な空間を2階ギャラリーに作っていただきました。加地さんの作品は、独特なフォルムで生物のような作品から、自然に生息している植物のように、根をはっているように見える作品などが展示されています。

 

そこには、陶磁器だけでなく作品の一部にガラスを使うことで、作品に透き通ったイメージを持つ部分があります。

また、その作品自体が持つ雰囲気や空気感といったものが展示場を包み込み、何か作品自体が一つの生き物としての生活環境や動く有様をイメージさせてきます。

 

 

 

このような、作品の持つイメージがひとを魅了するなにかがあります。それは人によって、考え方が違うように、見る人によって作品が何に見えるかが違い、見る人の数だけ作品が出来上がっていきます。また、来るたびにも違った思いやイメージを与えてくれるので何度見ても飽きないという、楽しみも加地さんの作品にはあります。

期間が10月15日(月)~27日(土)までと少し短くなっておりますが、この機会に、ぜひ京都陶磁器会館へお越し頂き、加地舞さんの作品に魅せられて頂きたいと思います。その先に、あなただけの感動が待っているかもしれません。

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