
沖縄の同じ工房にて研鑽を積んだ作り手である4名は、独立後沖縄で活動するもの、地元に帰り活動するもの、様々な場所に移り作陶に励んでいます。
沖縄での修行によって得た技術、技法、思いや風景などを、それぞれが自身の持つ技法や作風に溶け込ませ、作り上げる「やちむん」を、沖縄返還50年を迎える本年に合わせ、展示させていただきます。
参加作家(50音順)
今泉龍介(山口) 高木竜太(京都) 長谷川哲也(愛知) 深貝公拓(沖縄)
2022.03.01 更新
沖縄の同じ工房にて研鑽を積んだ作り手である4名は、独立後沖縄で活動するもの、地元に帰り活動するもの、様々な場所に移り作陶に励んでいます。
沖縄での修行によって得た技術、技法、思いや風景などを、それぞれが自身の持つ技法や作風に溶け込ませ、作り上げる「やちむん」を、沖縄返還50年を迎える本年に合わせ、展示させていただきます。
参加作家(50音順)
今泉龍介(山口) 高木竜太(京都) 長谷川哲也(愛知) 深貝公拓(沖縄)
2022.02.26 更新
「水天一碧:遠く水平線上で空と海の青色が融け合って一続きに見えること」
を理想に作陶した空碧釉などの食器や一輪挿し、大物花瓶を出品いたします。
窯の焼成と釉の掛け方で一点ごとに変化する色合いは一期一会と感じております。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、実施機関や営業時間が変更になる場合がございます。
2022.02.26 更新
陶磁器だけではなく、ガラス、金工、漆工、我谷盆の8名の作家による、煎茶工芸と現代の美術作品を取り合わせた床飾り、茶席を観覧できる展示などを作り上げます。
様々なジャンルの作家たちの作品によって、それぞれの魅力をより強く感じていただくことができる展覧会となっております。
ぜひご高覧ください。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、実施期間や営業時間が変更になる場合がございます。
参加作家(50音順)
稲澤隆生 今井美智 雲林院寶山 川上力三 櫻井靖子 二代 松下喜山 四代 三木表悦 森口信一
2022.02.01 更新
谷口晋也さんは、近年茶具の制作に力を注がれています。
お茶にまつわる器は、茶道具や煎茶器などをはじめ、様々なものがありますが、 本展では、土瓶をはじめ注ぐ器を中心に様々な茶具を一堂に展覧いたします。
谷口さんは、今日では使われる機会が少なくなった土瓶に特に強い興味をもたれ、 制作されました。
やさしい質感の本体に付けられた取手も彼の手作りです。
いろいろな茶具の垣根を越える谷口さんの世界をお楽しみくださいませ。
2022.01.17 更新
なづな学園とは、京都市東山区にある女性のみの障害者就労支援施設です。
地域の方々と共に育ち、支え合いながら歩んできました。
陶芸・編み物・ 縫物などの手作業をメインに日々作業に取り組んでいます。女性ならではの柔らかく、温かみのある製品を是非見に来ていただけましたらと思います。
また、日頃ご指導いただいております、陶芸家の岡本和芳先生の作品も展示しております。
2022.01.07 更新
京都の誇る伝統産業の維持・発展には,優れた技術を受け継ぐ「人づくり」がその基盤となります。
(地独)京都市産業技術研究所では,後継者の育成を図るため,専門的な基礎知識と技術について教育・指導を行う「伝統産業技術後継者育成研修」を行っています。
今年度は,新型コロナウイルス感染拡大の影響による長期休止期間を経て,限られた時間の中,精一杯制作に取り組んでまいりました。ここに研修の成果を発表いたします。
多数の皆様にご来場いただきますよう,ご案内申し上げます。
2021.11.01 更新
今年も年の瀬となりました。
さて、弊館では今年の締めくくりに「干支・寅展」を開催いたします。
2022年は、壬寅(みずのえとら)です。壬寅は、厳しい冬を超えて、芽を出したものが華々しく成長していく年と言われています。
また、邪気は虎を恐れるという言い伝えから、張り子の虎をお守りとして授ける神社やお寺もあります。実り多き1年を願い、皆様の幸せをお守りするお気に入りの陶人形をお選びいただければ幸いです。
2021.11.01 更新
2年ぶりに伝統の「色絵陶芸展」を開催します!
創作意欲と技術の向上をつねに心に、制作に取り組んできました。作り手の一人ひとりが京焼を盛り上げていくという意気込みを持って、この展覧会に挑みます。
本展では、各作家の大作に加え、普段使いしやすい食器や茶器など、色とりどりな作品を一同に展覧します。インスタライブも配信しますが、感染対策にも配慮した会場へぜひお越しください!
2021.09.29 更新
京都に生まれ、陶芸家のもとでの器物の制作活動を経て、より社会と向き合うために自分の思いを土の造形で表現する作家の道を選び、進み続けてきた川上力三さん。
常に生活の中にテーマを見出し、公害や消費社会に目を向けさせる空き缶シリーズや、精神世界へも発想を広げた門シリーズなど、メッセージ性のある作品を多く生み出してきました。
陶芸歴65年を迎えた今、作品を通じて社会のあり方や現代人の精神世界を証言する「現代史の語り部」と評される、川上力三さんの個展をご高覧ください。
2021.09.17 更新
柴田良三さんの作品は、凛とした雰囲気の染付が魅力的です。
モダンな幾何学文様が描かれていますが、その凛とした印象は、彼独自の線の描き方「象嵌染付」によって生まれます。
普通の染付は筆を用いて呉須(コバルト)を施しますが、彼の場合は象嵌技法を応用して、生地に線を彫り込み、そこへ呉須を流し込みます。そうすることによって、筆で描かれた線とは異なりシャープな線が生まれます。さらに、筆による線と和紙を使った面表現を加えることにより非常に奥行きのある表情豊かな作品に仕上がります。
本展では、小作品を中心に花器などの大作も展覧いたします。柴田さん独自の「象嵌染付」の世界をお楽しみくださいませ。
柴田良三(しばた・りょうぞう)陶歴
1952年 京都生まれ
1978年 京都市立芸術大学陶磁器専攻科終了
2005年 文化庁派遣留学 アメリカミシガン大学
2013年 オーストラリアにて個展(キャンベラ)
京都工芸の精華展(ベトナム・ハノイ)
2016年 日本伝統工芸展出品作宮内庁買上
2017年 第7回国際芸術招待展(中国上海)
2018年 京都工芸美術展(中国上海劉海粟美術館)
2019年 京都工芸の精華展(ボストンSACギャラリー)
ハーバード大学にてワークショップ