京焼Collect展 Part.II

2024.01.16 更新

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本展では、京都陶磁器協会懇話会に所属する京都府内の作家・窯元の作品をPart.I、Part.IIの二期に渡り、展覧いたします。

代々受け継がれてきた京焼の「わざ」と「美」、そして、現代の京焼としての多彩なスタイルをぜひお楽しみください。

 

Part.II 出展者

井上春峰 岡本和芳 加藤如水 河井亮輝 清水六兵衛 倉元光抱 西條淳子 高木岩華

高島洸春 高野昭阿弥 寺尾陶象 山本昌弘 市川博一 今井眞正 小関弘泉 片山雅美 加藤丈夫

田中大 谷口翠雲 寺池尚孝 森里陶楽 森田隆司 吉野香仙 浅野哲 浅見五郎助 市岡和憲 上坂妙 京谷美香 黒田赫三郎

清水北斗 田中方円 張義明 寺田嘉扇 西川光男 伯耆正一 観芙 守崎正洋 山岡善高 北澤美紀

京焼Collect展 Part.I

2024.01.16 更新

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本展では、京都陶磁器協会懇話会に所属する京都府内の作家・窯元の作品をPart.I、Part.IIの二期に渡り、展覧いたします。

代々受け継がれてきた京焼の「わざ」と「美」、そして、現代の京焼としての多彩なスタイルをぜひお楽しみください。

 

Part.I 出展者

猪飼祐一 井上路久 小川文齋 叶具夫 川嵜基生 谷口和彦 中村譲司 林侑子 宮川香齋

伊藤圭一 伊藤典哲 雲林院寶山 重松康夫 平野泰三 福岡まさえ 前田五雲 宮下英子 森俊山 横山瑞祥 吉村楽入

石田滋圭 岡田優 加藤敬 黒川正樹 釋博史 竹村繁男 竹村陽太郎 林一和 宮川香雲 山本阿吽 山本重行 

オブジェ焼を生み出した京焼 ー前衛と伝統の共生ー

2023.07.18 更新

フライヤー表Ver.2.2完了稿

明治末期、京都には全国各地から陶工が集まり、割烹食器や置物、茶道具、花器など様々な陶磁器を生産していました。多種多様な京焼は、多くの人を魅了し、先進的な創作活動に励む陶工たちにも大きな影響を与えました。「登窯を共同利用し、数多の品種を生産する」京焼独自の環境がなければ、四耕会・走泥社などの革新的な陶芸作品は、生まれなかったかもしれません。

昭和初期から昭和40年頃に一般に流通していた陶磁器は、これまで展覧会においてフォーカスされる機会はありませんでした。本展では、走泥社はじまりの地・五条坂に構える弊館にて、前衛陶芸の影に隠れていた陶磁器の数々を展覧いたします。

戦後京都の肥沃な土壌が生み出した幅広い陶磁器に親しんでいただき、京都から羽ばたいていった前衛陶芸に想いを馳せていただけますと幸いです。

やきもの競技展 ~光~

2021.06.30 更新

新型コロナウイルスの感染防止を目的とした臨時閉館に伴い、2020年5月より延期しておりました展覧会を開催させていただきます。

 

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 4つ目の競技は「光」です。光を通す作品というテーマで、5名の作家をお招きしました。大きく分けて、穴をあけるタイプと生地自体が光を通す作家に分けることができますが、それぞれ伝統的な技法を用いる作家から、新素材を扱う作家まで、その表現は多岐に渡ります。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

出展者

井倉幸太郎(奈良)

賀泉窯(京都)

伍嘉浩(香港)

田中哲也(滋賀)

新里明士(岐阜)

 

やきもの競技展 ~磨~

2021.05.12 更新

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新型コロナウイルスの感染防止を目的とした臨時閉館に伴い、2020年6月より延期しておりました展覧会を開催させていただきます。

 

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 4つ目の競技は「磨」です。やきものは、表面を研磨することにより耐水・防汚性や強度が増すことから、古来より各地で様々な「磨く」技法が発展しました。また、そのような実用性だけでなく、しっとりとした美しい光沢は加飾技法としても捉えられています。本展では、伝統的な朱泥茶器、イタリアのテラシジラータから、造形作品まで、様々な作品を展覧いたします。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

 

出展者(五十音順)

 

秋山陽 Yo Akiyama (京都)

鯉江廣 Hiroshi Koie (愛知)

重松あゆみ Ayumi Shigematsu (兵庫)

Leonardo Bartolini レオナルド・バルトリーニ (イタリア出身・熊本)

Marcello Pucci マルチェッロ・プッチ(イタリア)

 

 

伝統産業×食文化 コラボ推進委員会 成果報告・展示販売会

2020.11.15 更新

食とコラボ

2017年の陶工専門校での講演会「若手料理人×若手陶工、食文化と伝統産業の新たな出会いと創造」でのパネルディスカッションの提言をきっかけに「伝統産業×食文化」コラボ推進委員会を発足しました。

 

当委員会は若手料理人と若手陶芸家を繋ぎ、意見交換を密に行い、互いに高めあいながら新たな料理及び作品を生み出して業界の発展に寄与することを目的としています。

 

本展では、COVID19の影響で開催中止となった2019年度の活動成果報告と展示販売会を開催します。新たな伝統と文化の幕開けを予感させるコラボレーションとなっておりますので是非ともご高覧ください。

やきもの競技展 「鋳」

2020.10.04 更新

やきもの競技展

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 7つ目の競技は「鋳」です。鋳込み成形は、器を大量生産するために開発された技法ですが、その均質性などの特性を活かして様々な表現に応用されています。本展では、鋳込み成形の器から造形物まで幅広い作品を展覧致します。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

また、1階にて同時開催の年末恒例、干支の陶人形展にも鋳込み成形の作品が多く展示されていますので合わせてご覧いただければ幸いです。

 

 

出展者(五十音順)

 

青木岳文(岐阜)

禹寬壕(韓国)

田中雅文(大阪)

長江重和(愛知)

林秀行(京都)

 

 

※諸般の事情により、第4回の「光」は2021年8月13日(金)~8月25日(水)へ、第5回の「磨」は2021年6月25日(金)~7月7日(水)に延期になりました。

やきもの競技展 「命」

2020.10.04 更新

やきもの競技展

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 6つ目の競技は「命」です。「生命感」や「生命観」といったキーワードは、陶芸だけでなく美術工芸全般の制作・鑑賞の双方にとって、重要な要素の一つです。本展では、そのテーマに沿う、ベテラン作家と若手作家の中から、抽象表現と具象表現を1人ずつ、計4名の作家にご出品頂きます。奇しくも特に「命」について考えさせられる時世ですが、いかなる逆境にも負けない展覧会でありたいと思います。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

 

出展者(五十音順)

 

井尻杏那(京都)

杉浦康益(神奈川)

武村和紀(京都)

Peter Hamann(兵庫)

 

 

※諸般の事情により、第4回の「光」は2021年8月13日(金)~8月25日(水)へ、第5回の「磨」は2021年6月25日(金)~7月7日(水)に延期になりました。

堀尾泰彦陶展

2020.09.25 更新

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堀尾泰彦氏は、べっ甲釉、油滴を中心とした鉄釉と、様々な景色を生じる色釉など多数の釉薬を巧みに用いて制作しています。
作品はどれも表情豊かで奥ゆきを感じさせ、色の異なる作品を並べた様は、さながら宇宙のようです。中でもべっ甲釉の深みとあでやかさは目を引きつけて離しません。
 
本展では、食器や酒器、茶器、また花器や香器を展覧いたします。
お気に入りの品を見つけていただき、それが家で過ごす時間を楽しむ一助となれば幸いです。
 
 

〈 堀尾泰彦 陶歴 〉

1959 京都東山五条に三代目堀尾竹荘の次男として生まれる

1982 京都市立芸術大学工芸科陶磁器専攻卒業 卒業制作大学買い上げ

1984 同大学大学院修了

 

   京都府工芸美術展・京展・中日国際陶芸展・陶芸ビエンナーレ・国際陶芸展美濃・京都工芸ビエンナーレに入選。

   京都・大阪・岡山・横浜・日本橋高島屋にて個展・二人展を開催。その他各地で個展グループ展多数。

   NHK岩ヶ谷陶芸教室 講師

 

森本真二陶展 ー窯炎の器と花入れー

2020.09.25 更新

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京都府亀岡市の東別院町で作陶する森本真二(もりもと しんじ)氏。

 

気持ちが停滞してしまいそうな空気に負けず、新しいことに挑戦する気持ちを土と炎にのせて、本展覧会の作品を生み出しました。窯の中で長い時間をかけて焼き上げられる作品の色合いには、複雑に混ざり合いながらも調和のとれた美しさがあります。

 

うつわと花入れ、茶盌や酒器など様々な作品をご用意しております。ぜひご高覧ください。

 

 

<宋永窯 森本真二 陶歴>

1963   京都に生まれる

1986   京都市工業試験場伝統産業研修専攻科修了

1987   京都府陶工職業訓練校成形科修了

1991   山梨県増穂にて登窯・穴窯焼成を担当 池田満寿夫氏らの焼成を担当

1992   京都市山科、清水焼団地において新工房を開く 国際陶磁器展 美濃’92初入選

1993    大阪阪神百貨店にて個展以後毎年全国の百貨店、画廊にて精力的に展覧会を開催 

1998   京都・山科の工房を亀岡・東別院の地へ移す

1999   リッツ・カールトン・ホテル大阪にて茶会と個展

2015  銀座松屋にて20回目の記念個展を開催

赤織部と天目、穴窯焼成を中心に現在に至る。