現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環として、一般財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会を開催いたします。
2月16日(日)から3月2日(日)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて『村上 愛 展』を開催いたします。
「実体」と「空間」。それぞれの「もの」は決してそれだけでは完結せず、時間的にも空間的にも、前後左右に、他者とそして自分自身にも有機的につながっている、という観点から、造形をイメージ・展開させました。立体的な空気の層を巻き込みながら、生命体のような形にアッサンブラージュしていきます。
「空間」も「もの」も「人間」も互いに作用し合い、自由にそして対等につないでくれる、それによりもう一つ別の次元へと手を携えて育っていくような情景を出現させたいと思います、と村上さんは語っておられました。
村上さんの作品は、様々なパーツにわけた素材をつなぎ合わせ、より大きく立体に仕上げていくことで、つながりを持った単一ではない、生命体のような表情を持つ作品です。作品の一部一部に表情があり、集合体としての表情と、個々のパーツの表情とがあり、今にも動き出す、動いているような感覚を持ちます。
この展覧会は京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに使ってもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知ってもらうことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。事務局スタッフが心よりお待ちしております。
また、会期中の2月22日(土)にワークショップを行います。ワークショップの詳細、申込はこちらからお願いいたします。
「あつまるカタチ」~陶芸家 村上愛ワークショップ~
2013年10月11日(金)から10月17日(木)までの期間、京都陶磁器会館1階ギャラリーにて、企画展「女流陶五人展」を開催いたします。
入江裕紀・小関弘泉・坂田瑠璃・寺田嘉扇・堀岡洸匠の女性五名による展覧会となっており、古来よりある、清水焼の素晴らしいデザインと、新しいデザインを融合させた作品を制作されております。
今回の作家・窯元さんは、長年、絵付けと呼ばれる陶磁器に絵を描くことを生業とされており、匠の技術と呼べる筆使いや、5人による様々な魅力あるデザインの作品等、見るものを圧倒する作品展となっております。是非、この機会に京都陶磁器会館まで足をお運びいただき、その魅力に触れてください。

2013年10月11日(金)から10月20日(日)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて、2013年展覧会、第4弾といたしまして「宮里 絵美 展」を開催いたします。
宮里絵美さんは京都府陶工技術専門校を卒業後、森里陶楽に師事し、2012年京都花園にて開窯独立されました。作風は研ぎ澄まされたロクロの技術と、ピンセットによる細かい装飾を得意とし、作品に高級感があり、まるでアンティークのような趣もあります。生活の中でほんの少しの贅沢を感じることのできるものを心掛け、作陶されています。是非この機会にご覧ください。
この展覧会は、現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環とした、財団法人京都陶磁器協会主催によるものです。京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに活用してもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知って頂くことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。
『秋山はるか展~かたちのしま~』
2013年7月5日(月)から7月15日(月)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて、2013年展覧会、第3弾といたしまして「秋山はるか展」を開催いたします。
秋山はるかさんの作品は、部分から全体へと繋ぐ一部として、一つの作品の中にえぐった痕跡や、引っかき傷、釉薬の溜まりをドローイングのようにちりばめたものとなっています。また、制約の大きい焼き物が、物理的なスケールを獲得することに無理がある一方で、だからこそ小ささの中で無限に広がるようなイメージを持ちます。限られた大きさの中で、様々な雰囲気を放つ作品は大きさ以上の存在感と膨らみを持った大変面白い作品となっております。
この展覧会は、現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環とした、財団法人京都陶磁器協会主催によるものです。京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに活用してもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知って頂くことを目的としています。
今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。
2013年4月30日(火)から5月13日(月)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて、2013年展覧会、第二弾といたしまして「中村譲司展-George Nakamura Exhibition-」を開催いたします。
中村譲司さんから生み出される作品は青銅器のような金属的な表現を思わせる作品が多く、陶器というイメージを感じさせない風格があり、幾何学的で手作りとは思えない機械的な造形と、アシンメトリーな表現で、見る人を圧倒させてくれます。
今回の展覧会では中村譲司さんの作品、抽象的な物体ではなく、用途のある“道具”という明確な、実物大の道具である『~具(Tool)~』シリーズを中心に展示します。「用途のあるものが美しく、鑑賞することこそが用なのだ」というコンセプトのもとに制作された中村譲司さんの作品、展覧会をどうぞご覧ください。
この展覧会は、現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環とした、財団法人京都陶磁器協会主催によるものです。京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに活用してもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知って頂くことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。
「中村譲司展」イベント案内(PDF)
2013年3月4日(月)から3月24日(日)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて、2013年展覧会、第一弾といたしまして「福岡 さゆり・橋本 満智子・髙原 みな子 作陶展」を開催いたします。
同じ世代に京都で生まれた3人の若手陶芸作家の作品を展示します。3人は芸術大学を卒業後、個々に個展やグループ展、公募などで精力的に作陶活動されています。
今回のグループ展では、違った視点や考えを持った3人が、同じ空間で展示することで生まれる関係性や可能性を検証し、披露する展覧会です。器だけにとどまらず、オブジェと共に三人三様の作品をご覧ください。
この展覧会は、現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環とした、財団法人京都陶磁器協会主催によるものです。 京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに活用してもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知って頂くことを目的としています。
今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。
作陶展 『綿々と~絶え間ない、ことこまかなさまに魅せられて~』 PDF
京都五条坂・茶碗坂ネットワーク主催の「わん・碗・ONE展」に参加し、(財)京都陶磁器協会・京都陶磁器会館のイベントとして「京都四芸大合同碗展」を開催いたします。
学生の作る新たな感性の「碗」と名匠が作り上げてきた「碗」のどちらも楽しめるイベントとなっております。近くにお立ち寄りの際は、是非、京都陶磁器会館へお越しください。11月1日(木)から11月11日(日)までの期間、京都陶磁器会館2階にて『京都四芸大合同碗展』を開催いたします。
今回は、五条坂・茶碗坂ネットワーク主催の「わん・碗・ONE展」のイベントの一つとして、京都陶磁器会館では、京都の四芸術大学(京都嵯峨芸術大学・京都造形芸術大学・京都精華大学・京都市立芸術大学)の学生が作る碗の展覧会を2階ギャラリーにて開催いたします。
総勢40名の学生に参加していただき、また特別出展として各大学の先生方にも出展して頂けることとなりました。学生たちの作り出す、型に嵌らない楽しい『わん』が一堂に集まりますのでどうぞご期待下さい。
また、当館1階では『身近な伝統工芸“京の碗”』と題しまして、当館の保有する京焼・清水焼の名匠による「碗」を中心に展示いたします。いつもと違う雰囲気の京都陶磁器会館を、この機会に是非ご覧ください。
京都四芸大合同碗展 イベント案内 (PDF)
現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環として、財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会。第4弾として「加地 舞展」を開催いたします。
10月15日(月)から10月27日(土)までの期間、京都陶磁器会館2階にて『加地 舞(かじ まい)展』を開催いたします。
加地舞さんの作品は、まるで太古の動植物のような形を模しており、自身の周りに生活感や、今にも動きだすような、そういった空気を纏い、土の成形物でありながら生物のような存在感と生々しさを持っています。制作の過程で、加地さんから様々な要素を与えられ、焼成されていく中で、作品は変化・成長・進化を経て、一つの作品へと昇華していきます。
心理的・社会的欲求から生まれた芸術作品は、感動や驚きといったもので、私たちを満たしてくれます。「動的」な加地さんの作品は、皆さんにどんな感情、感動を与えてくれるでしょうか。
是非、京都陶磁器会館に来て、あなた自身で確かめて頂きたいと思います
この展覧会は京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに使ってもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知ってもらうことを目的としています。
今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。事務局スタッフが心よりお待ちしております。
加地舞展 イベント案内(PDF)
現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環として、財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会も、ついに第3弾『黒川徹展~むこうのかべ~』を開催いたします。
9月15日(土)から9月30日(日)までの期間、京陶磁器会館2階ギャラリーにて『黒川徹(くろかわとおる)展~むこうのかべ~』を開催いたします。
黒川徹さんの代表作を見た人はまず、大きさに圧倒されます。陶磁器を知るひとからすれば、この大きさの陶器作品を作る難しさ、大変さは言わずとも分かるでしょう。大きさもさることながら、その形がじつに特徴的で、まるで自然物のように違和感がなく、アンバランスにたたずんでいるように見えますが、重量をコントロールすることでうまくバランスをとっているのです。制作方法は手びねりで、中が空洞のチューブを積み上げながら枝分かれして、融合してを繰り返していく独自の技法を用いられています。今回の展覧会では、黒川徹さんらしい小さな作品も展示・販売されるので、是非、一度お越しになってご覧ください。
この展覧会は京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに使ってもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知ってもらうことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。事務局スタッフが心よりお待ちしております。
また、会期中の9月29日(土)に「黒川徹ワークショップ」を行います。ワークショップの詳細、申込はこちらからお願いいたします。
京都は祇園祭で盛り上がりを見せる季節に、財団法人京都陶磁器協会主催の企画展『マエストロ貴古』展を開催いたします。前回の企画展、展覧会とはまた違う雰囲気の『マエストロ貴古』展では、キラキラと可愛らしい作品たちがやってきます!
6月29日(金)から7月24日(火)までの期間、京都陶磁器会館1階にて『マエストロ貴古(きこ)』展を開催いたします。
今回、企画展を開催する「マエストロ貴古」さんはラスター彩を使った作品を主に制作されています。キラキラとした可愛らしい作品は、世代を問わずとくに若い女性に人気があります。
そんな、可愛らしい作品を作る「マエストロ貴古」は、陶芸家 四代目貴古さんと美術家 今橋裕子さんの共作・コラボレーション作品です。二人の感性が溶け合った作品は可愛らしいだけでなく、堂々とした凛々しさを感じさせる素晴らしい作品となっています。長年続く窯元の技術が作品の確固とした基礎を支え、新たな感性が作品を更なる次元へ昇華してくれているような気がします。
今回は、企画展ということで一階展示場での開催となりますので、休館日が(水曜・木曜)となっておりますので気を付けてお越しください。期間が1ヵ月と長期開催なので、是非いちど京都陶磁器会館へ足をお運びいただき、「マエストロ貴古」さんの作品を存分にご覧くださいませ。
『マエストロ貴古』展 (PDF)