『小坂大毅のぶりこら展』開催中!

Vol.26(2012.06.11)

611日(月)~624日(日)まで、「小坂大毅のぶりこら展」と題しまして京都陶磁器会館2階ギャラリーにて展覧会を開催中です。

 

 

京都陶磁器会館にて財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会第2弾を開催中です。小坂大毅(こさか だいき)さんは京都造形大学を卒業後、京都に工房を構え、日々の生活の中で使われる器などを主に制作されています。作品ごとのテーマ、展示方法などが加わることで独特な世界観を生み出しています。

 

 

 

 

今回の展覧会のタイトルになっている『ぶりこら』は、「身の周りの物や環境などの中でなにが出来るかを考えること。そして、自分が今できる事ではなく、今の自分が出来る事。」と小坂さんに説明していただきました。フランス語に「ブリコラージュ(bricolage)」という言葉があり、「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」という意味があり、また「日曜大工」「器用仕事」という意味もあるそうです。『ぶりこら』とはこの「ブリコラージュ」をもとに小坂さんの考え方をプラスしたもので、こういった日常の中で「自分」で「なにか」を作るという行為に温かみを感じ、そういった温かみのある作品、テーマの展覧会となっています。

 

 

 

 

 

 

 

シンプルなデザインの作品には土味を生かしたものが多く、作品を実際に手で触れていただくことで、器の持つ「温かみ」を、肌で感じて頂けることでしょう。小坂大毅さんは会期中在廊しておりますので今回の展覧会や作品についてお話をすることができます。

この機会に是非、京都陶磁器会館にお越しになって小坂大毅さんの『ぶりこら』を感じてください。

PDFデータダウンロードはこちら