『第14回 日吉窯元まつり』

Vol.22(2012.04.06)

3月31日と4月1日の二日間にわたって行われた、京都日吉製陶協同組合主催・財団法人京都陶磁器協会協賛の「日吉窯元まつり」に行ってまいりました。

今熊野一帯を会場とした「日吉窯元まつり」ですが、会場が広く、たくさんの窯元さんの工房などで商品を並べ販売していくというかたちの陶器まつりで、31日は生憎の雨、1日は風が冷たく、今年の窯元まつりは両日ともに天気に恵まれず残念でした。

しかし、お客さんは元気!皆さん暖かい恰好に身を包みいろいろな窯元さんの所へ足を運ばれていました。

 

 

今回は、今熊野小学校をお借りし、体育館では窯元さんがそれぞれのブースを作り販売し、お客さんとの会話を大切に、たくさんのコミュニケーションを取ることで「京焼・清水焼」についてもっと知っていただこう!という、思いが伝わってくるかのようでした。

 

そして、今熊野小学校の作法室では落語が行われ、午前中は小学生を対象にした落語教室が、午後からは、本格的な寄席が執り行われ、たくさんのお客さんがお越しになり、急きょ席数を増やすほどでした。また、地元の婦人会と小学生によるお茶席や、地元商店街の方々による屋台も出され地元とのつながりも強く感じられました。

 

スタンプラリーやクイズもあり大人から子どもまで楽しく過ごせ、歩き疲れた時には喫茶ブースもあり、おいしいケーキと暖かいコーヒーで一息つくこともでき、一日中楽しめる陶器まつりでした。

会場のスタッフは皆さん日吉製陶協同組合の組合員さん。こうした陶器まつりを開催することで職人さんとお客さんとのコミュニケーションが広がり、より多くの方に「京焼・清水焼」の素晴らしさを知っていただけたと思います。

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