京焼こどもプロジェクトin 京都市立洛央小学校

Vol.13(2012.01.25)

伝統文化部によるお茶会 121

1月21日は冷たい雨の降る寒い日でした。しかし洛央小学校のお茶室は、初釜ということもあり、春の寿ぎに包まれ、子ども達の笑顔がいっぱいあふれていました。

元々この小学校には「豊園水」と名付けられた井戸があり、そこから湧き出る水でお茶を頂いたのが、このお茶会の始まりだそうです。

 にこやかな子ども達ですが、お茶会が始まり、お客様がお見えになると、ピリッとした表情に変身。どの子もお茶席に入る時は丁寧に両手をついてご挨拶をします。先生のご指導が良いのでしょう。皆さんとてもきれいな手つきで感心しました。 今回の初釜に御案内頂いたのは「京焼こどもプロジェクト」に洛央小学校がご応募くださり、財団法人京都陶磁器協会より、洛央小学校へ抹茶盌20点を寄贈させて頂いたご縁からです。初釜に使われるということから、お正月らしい松竹梅や雪をあしらった抹茶盌をお届けしました。子ども達に使った感想を聞いてみると、「手にピッタリして、お運びが楽だった。」「とてもかわいらしいから使って楽しかった。」「口当たりも良いし、持ち易いのでお茶が美味しく感じられた。」など、うれしい声があがりました。また、「京焼がどのようにして作られているか」というお話をさせて頂きましたが「京焼はいつごろ始まったのか」などの質問も出て、子ども達の熱心な姿に感銘を受けました。洛央小学校の初釜は、京都ならではの和やかで、優しい時間が流れたお茶会だったと思います。

財団法人京都陶磁器協会では、京都の子ども達が京都の文化を肌で感じてくれる、そんな時間を増やしていきたいと、「京焼」を通じて啓発活動を続けてまいります。

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