新型コロナウイルスの感染防止を目的とした臨時閉館に伴い、2020年より延期しておりました展覧会を開催させていただきます。
内海大介さんとshima.さんの二人展を開催いたします。おふたりとも染付の器を中心につくられていますが、それぞれ独特の魅力があります。
内海さんはシンプルで美しいものを目指して、規則的な網目模様を描き詰めるシリーズが代表的です。shima.さんは動物の絵付けが中心で、伝統的な落ち着いた色調の染付から、ユーモアがあふれています。
本展では、おふたりの食器を中心に、「こまやかなうつわたち」を一堂に展覧いたします。ぜひお気に入りの逸品をみつけにお越しくださいませ。
内海大介(うつみ・だいすけ)陶歴
2012 京都伝統工芸大学校 卒業
京焼の窯元 瑞光窯に就職
2014 たつの市にて独立
個展・グループ展など多数
shima.(しま)陶歴
2010 京都伝統工芸大学校 卒業
2012 がまの窯 開窯
現在 京都市内にて562庵の主として活動中
全国のイベント、百貨店催事など多数
※新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、京都陶磁器会館は当面の間、土日祝のみの営業といたします。それに伴い、展覧会が土日祝のみの開催となります。なお開館日の営業時間に関しては、通常通り10時から18時としております。
何卒ご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。
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京都青窯会協同組合による、今の時期だからこそ提案したい
「ひとり膳」をテーマとした展覧会を開催します。
コロナ禍でおうち時間が増える中、「食べる、飲む」という日常における行為を、
器で楽しく豊かにしたいという想いを込めて企画制作された本展。
作家それぞれの特色がよく表れた作品からお気に入りを見つけていただき、おうち時間をお楽しみいただけますと幸いです。
ぜひご高覧ください。
平日臨時閉館に伴う変更後の展覧会開催日程
2月20日(土)、21日(日)、23日(火)、27日(土)、28日(日)
巖田建さんの器は、やさしい質感の釉薬が魅力的です。
彼は、様々な釉薬を使われますが、どの釉薬にも共通しているのは奥行きのある質感です。禾目が生じるマット釉が特徴的ですが、板谷波山の作品に触発されて、つくられたそうです。
本展では、特に春にふさわしい色調の酒器や茶器を中心に、様々な器を展覧いたします。春の宴のために、是非お手に取ってお気に入りの逸品をお探しくださいませ。
昭和38年に京焼清水焼絵付け師達により結成された京都陶磁器色絵陶絵会。
回を重ね、第47回陶絵会展を開催させて頂きます。
作り手の想いを使い手に届けることを常に心がけて制作に励む成果として、本展では茶道具からアクセサリーまで、幅広く色とりどりの作品を展覧いたします。
主催:一般財団法人 京都陶磁器協会、京都陶磁器色絵陶絵会
後援:京都府、京都市、京都色絵陶芸協同組合
新型コロナウイルスの感染防止を目的とした臨時閉館に伴い、2020年3月より延期しておりました展覧会を開催させていただきます。
田中太郎さんは、野焼きの土器をつくられています。
彼は大学卒業後、陶芸を始めるにあたり、窯を持っていない状況の自分に何ができるかを考え、野焼きにたどり着きました。飾り気のない土器ですが、彼の生活や出会い、文化など様々なものごとの発露です。彼にとってつくる事とは「日記を書くような感覚」、そうして生まれた作品は「これから出会うものたちとの繋がりのきっかけになるようなものたち」と語ります。
本展では、様々な土器を一堂に展覧いたします。田中さんの「のやきもの」の世界をお楽しみくださいませ。
田中太郎(たなか・たろう)陶歴
1990 東京都に生まれる
2015 京都精華大学 大学院 芸術研究科 前期博士課程 修了
2017 素材研究バンド「monolith&soilmans note」結成
現在 多治見市で作陶中
※新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、京都陶磁器会館は当面の間、土日祝のみの営業といたします。それに伴い、展覧会が土日祝のみの開催となります。なお開館日の営業時間に関しては、通常通り10時から18時としております。
何卒ご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。
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京都の誇る伝統産業の維持・発展には優れた技術を受け継ぐ「人づくり」がその基盤となります。(地独)京都市産業技術研究所では後継者の育成を図るため,専門的な基礎知識と技術について教育・指導を行う「伝統産業技術後継者育成研修」を行っています。
今回は,新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ延期となりました令和元年度の作品展に続けて,令和2年度の作品展を展示替えにて開催いたします。
多数の皆様にご来場いただきますよう,ご案内申し上げます。
主催:地方独立行政法人京都市産業技術研究所
後援:京都陶磁器研究会
研究生
令和元年度:市野 翔太,加藤 亜弥,辻井 祐子,寺本 愛彩,中塚 剛,森里 眞麗,山川 泰司
令和2年度:清水 辰弥,横山 美奈子,NG LAY YEE
平日臨時閉館に伴う変更後の展覧会開催日程
令和元年度修了作品展:2月20日(土)、21日(日)、23日(火)
令和2年度修了作品展:2月27日(土)、28日(日)
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、誠に申し訳ございませんが、開催を延期とさせていただきます。
開催時期が決定次第、改めて告知させていただきます。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
糸井康博さんの作品は、端正な形と落ち着いた風合いが魅力的です。
新しい命を吹き込むことにより、古代から時空を超えて現代に蘇り誕生したような作品を意識して制作されています。
本展では、その世界観を色濃く反映した「倭(やまと)」の作品を中心に、独自の技法で取り組んできた灰釉からさらに進化した「硝彩(しょうさい)」の茶盌、香炉、壺、花器、酒器から楽しい器までを展覧いたします。
是非、ご覧くださいますようご案内申し上げます。
糸井康博(いとい・やすひろ)
1972 京都伏見に生まれる
1995 大阪芸術大学 建築学科卒業
鎌田幸二氏の指導を受ける
1997 京都府立陶工高等技術専門校卒業
猪飼祐一氏に師事
日本工芸会正会員
2017年の陶工専門校での講演会「若手料理人×若手陶工、食文化と伝統産業の新たな出会いと創造」でのパネルディスカッションの提言をきっかけに「伝統産業×食文化」コラボ推進委員会を発足しました。
当委員会は若手料理人と若手陶芸家を繋ぎ、意見交換を密に行い、互いに高めあいながら新たな料理及び作品を生み出して業界の発展に寄与することを目的としています。
本展では、COVID19の影響で開催中止となった2019年度の活動成果報告と展示販売会を開催します。新たな伝統と文化の幕開けを予感させるコラボレーションとなっておりますので是非ともご高覧ください。
今年も年の瀬となりました。
さて、弊館では今年の締めくくりに「干支・丑展」を開催いたします。2021年は辛丑(かのとうし)です。
丑(うし)は、植物の芽が種の中で眠る状態を表し、物事を始めることで伸びやすくなる年であると言われます。粘り強さや堅実さの象徴である丑には、真面目に努力を重ねる力があります。
実りある1年を願って、お気に入りの陶人形をお選びいただければ幸いです。
〈出展者〉
小田晋司・小田雅宏・島田耕園・土田博之・(株)リュウコ堂
東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。
7つ目の競技は「鋳」です。鋳込み成形は、器を大量生産するために開発された技法ですが、その均質性などの特性を活かして様々な表現に応用されています。本展では、鋳込み成形の器から造形物まで幅広い作品を展覧致します。
競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。
また、1階にて同時開催の年末恒例、干支の陶人形展にも鋳込み成形の作品が多く展示されていますので合わせてご覧いただければ幸いです。
出展者(五十音順)
青木岳文(岐阜)
禹寬壕(韓国)
田中雅文(大阪)
長江重和(愛知)
林秀行(京都)
※諸般の事情により、第4回の「光」は2021年8月13日(金)~8月25日(水)へ、第5回の「磨」は2021年6月25日(金)~7月7日(水)に延期になりました。