京陶人形 ~干支・丑~ 展

2020.11.01 更新

WEB_G7A5544

今年も年の瀬となりました。
さて、弊館では今年の締めくくりに「干支・丑展」を開催いたします。2021年は辛丑(かのとうし)です。

丑(うし)は、植物の芽が種の中で眠る状態を表し、物事を始めることで伸びやすくなる年であると言われます。粘り強さや堅実さの象徴である丑には、真面目に努力を重ねる力があります。

実りある1年を願って、お気に入りの陶人形をお選びいただければ幸いです。

〈出展者〉
小田晋司・小田雅宏・島田耕園・土田博之・(株)リュウコ堂

やきもの競技展 「鋳」

2020.10.04 更新

やきもの競技展

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 7つ目の競技は「鋳」です。鋳込み成形は、器を大量生産するために開発された技法ですが、その均質性などの特性を活かして様々な表現に応用されています。本展では、鋳込み成形の器から造形物まで幅広い作品を展覧致します。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

また、1階にて同時開催の年末恒例、干支の陶人形展にも鋳込み成形の作品が多く展示されていますので合わせてご覧いただければ幸いです。

 

 

出展者(五十音順)

 

青木岳文(岐阜)

禹寬壕(韓国)

田中雅文(大阪)

長江重和(愛知)

林秀行(京都)

 

 

※諸般の事情により、第4回の「光」は2021年8月13日(金)~8月25日(水)へ、第5回の「磨」は2021年6月25日(金)~7月7日(水)に延期になりました。

やきもの競技展 「命」

2020.10.04 更新

やきもの競技展

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 

 6つ目の競技は「命」です。「生命感」や「生命観」といったキーワードは、陶芸だけでなく美術工芸全般の制作・鑑賞の双方にとって、重要な要素の一つです。本展では、そのテーマに沿う、ベテラン作家と若手作家の中から、抽象表現と具象表現を1人ずつ、計4名の作家にご出品頂きます。奇しくも特に「命」について考えさせられる時世ですが、いかなる逆境にも負けない展覧会でありたいと思います。

 

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

 

出展者(五十音順)

 

井尻杏那(京都)

杉浦康益(神奈川)

武村和紀(京都)

Peter Hamann(兵庫)

 

 

※諸般の事情により、第4回の「光」は2021年8月13日(金)~8月25日(水)へ、第5回の「磨」は2021年6月25日(金)~7月7日(水)に延期になりました。

堀尾泰彦陶展

2020.09.25 更新

_G7A5563[1]
堀尾泰彦氏は、べっ甲釉、油滴を中心とした鉄釉と、様々な景色を生じる色釉など多数の釉薬を巧みに用いて制作しています。
作品はどれも表情豊かで奥ゆきを感じさせ、色の異なる作品を並べた様は、さながら宇宙のようです。中でもべっ甲釉の深みとあでやかさは目を引きつけて離しません。
 
本展では、食器や酒器、茶器、また花器や香器を展覧いたします。
お気に入りの品を見つけていただき、それが家で過ごす時間を楽しむ一助となれば幸いです。
 
 

〈 堀尾泰彦 陶歴 〉

1959 京都東山五条に三代目堀尾竹荘の次男として生まれる

1982 京都市立芸術大学工芸科陶磁器専攻卒業 卒業制作大学買い上げ

1984 同大学大学院修了

 

   京都府工芸美術展・京展・中日国際陶芸展・陶芸ビエンナーレ・国際陶芸展美濃・京都工芸ビエンナーレに入選。

   京都・大阪・岡山・横浜・日本橋高島屋にて個展・二人展を開催。その他各地で個展グループ展多数。

   NHK岩ヶ谷陶芸教室 講師

 

森本真二陶展 ー窯炎の器と花入れー

2020.09.25 更新

_G7A5555

京都府亀岡市の東別院町で作陶する森本真二(もりもと しんじ)氏。

 

気持ちが停滞してしまいそうな空気に負けず、新しいことに挑戦する気持ちを土と炎にのせて、本展覧会の作品を生み出しました。窯の中で長い時間をかけて焼き上げられる作品の色合いには、複雑に混ざり合いながらも調和のとれた美しさがあります。

 

うつわと花入れ、茶盌や酒器など様々な作品をご用意しております。ぜひご高覧ください。

 

 

<宋永窯 森本真二 陶歴>

1963   京都に生まれる

1986   京都市工業試験場伝統産業研修専攻科修了

1987   京都府陶工職業訓練校成形科修了

1991   山梨県増穂にて登窯・穴窯焼成を担当 池田満寿夫氏らの焼成を担当

1992   京都市山科、清水焼団地において新工房を開く 国際陶磁器展 美濃’92初入選

1993    大阪阪神百貨店にて個展以後毎年全国の百貨店、画廊にて精力的に展覧会を開催 

1998   京都・山科の工房を亀岡・東別院の地へ移す

1999   リッツ・カールトン・ホテル大阪にて茶会と個展

2015  銀座松屋にて20回目の記念個展を開催

赤織部と天目、穴窯焼成を中心に現在に至る。

 

 

やきセサリーマルシェ ‐京・陶・飾‐ ceramic × fashion

2020.09.16 更新

IMG_2046

京都工芸繊維大学野口研究室(インテリアデザイン)が空間演出する、
陶器をつかったアクセサリーのマルシェです。

「京焼を楽しく知る」をコンセプトとして掲げています。

京都で生まれる陶磁器の魅力を、アクセサリーという身近なもので表現することで、

より多くの人に京焼の魅力を伝えることができたらと思っています。

 

 

アクセサリー作家は京都を拠点に活動しており、

その多くはうつわや花器なども製作しています。

 

パーツから思い描くものを生み出すことのできる、陶器のアクセサリーは、多くの工程を要しますが、

一つ一つが手作りのため、それぞれに独特の味わいがあります。

 

美術品を身に着ける感覚で毎日使って頂く事で、あなたの毎日を彩ります。

自分へのご褒美に、誰かへの贈り物に、ちょっとした手土産に、
「とっておき」を選んでください。

 

出品予定作家:

ayako.ceramics(小川 文子)/katou kumiko(加藤 久美子)/このは陶房(佐藤 健太)

/Käthe(カーテ 仲山 和紀)/KiKi(細川 恵)

中村ヒカル 陶展 ~生活と空想~

2020.03.25 更新

中村ヒカル

新型コロナウイルスの感染防止の観点より、誠に申し訳ございませんが、開催を延期とさせていただきます。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

中村ヒカルさんは、手びねり成形による有機的な造形を細かな装飾で覆い尽くします。

 彼女にとって作品を作ることは、生活のなかで積み重なったネガティブな感情を空想によってポジティブなイメージへと変化させる行為といいます。様々な色の作品がありますが、いずれも、装飾で全面を覆い尽くします。その装飾で覆い尽くされる作品に自身の心情を投影することにより、安心感を得ているそうです。そうした思いで土に向き合うことによって生まれる作品は強いエネルギーを孕んでいます。

 本展では、オブジェを中心に展覧いたします。中村さんの作品の世界をお楽しみ下さいませ。

 

 

中村ヒカル(なかむら・ひかる)陶歴

 

2016 個展「カイブツ、あなたのおともだちになりたい」(ギャラリーマロニエ)

2017 京都造形芸術大学卒業展 奨励賞

わん・碗・ONE展2017 優秀賞(京都陶磁器会館)

2018 個展「HAPPY BIRTHDAY」(同時代ギャラリーコラージュ)

子供服の店「Familiar」神戸本店 展示花器の制作

2019 京都造形芸術大学大学院

修了展 優秀賞

アーティストフェア京都

(京都文化博物館)

スターバックス京都バル店

 作品展示

 

 

「Beginning #6」

やきもの競技展 「磨」

2020.03.24 更新

やきもの競技展

新型コロナウイルスの感染防止の観点より、誠に申し訳ございませんが、開催を延期とさせていただきます。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 東京2020オリンピック・パラリンピックにちなみ、陶芸の技法やテーマを競技に見立てた「やきもの競技展」を開催いたします。本展は、「競技」ごとに7つの展覧会をリレー形式で行います。

 5つ目の競技は「磨」です。陶器は表面を磨いて滑らかにすることにより、強度が増し、汚れが付きにくくなります。そのような実用性からはじまり、世界中の様々な地域で「磨く」技法が発展してきました。現代では実用性だけではなく、その質感の美しさをオブジェに応用する作家もいます。

 競技を通して、選手も鑑賞者も熱狂するオリンピック・パラリンピックのような、熱気に溢れる展覧会をお楽しみ下さいませ。

 

 出展者 

秋山陽(京都) 鯉江廣(愛知) 重松あゆみ(兵庫)

Leonardo Bartolini(イタリア出身・熊本) Marcello Pucci(イタリア)

木村巳奈子 陶展 ~いつものうつわ~

2020.03.24 更新

木村巳奈子

新型コロナウイルスの感染防止の観点より、誠に申し訳ございませんが、開催を延期とさせていただきます。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

木村巳奈子さんの作品は、使いやすく落ち着いたおしゃれな器です。

たとえば、木村さんの作る急須は手がやや大きく感じますが、手になじみやすい大きさに作られています。また、蓋を開けてみると茶漉しなども丁寧に作り込まれています。手に取ることにより、使うことにより、さらに魅力が感じられる器です。

本展では、赤絵、鉄絵、染付など様々な急須などの茶器を中心に展覧いたします。

生活の中になじむ「いつものうつわ」をお手に取ってご覧くださいませ。

 

木村巳奈子(きむら・みなこ)陶歴

1994年 京都精華大学 陶芸専攻 卒業

 

個展・グループ展

 ギャラリーにしかわ 京都(2008、‘10‛ 13 ‛16 ‛18)

 ギャラリーCENTINNIAL/MANIFESTO GALLERY 大阪(2010、‛15 ‛18 ‛19)

 一保堂茶舗 京都・東京(2013、‛16)

 ギャラリーESPACE名古屋・ESPACE KYOTO(2015、‛17)

上村慶次郎 陶展 ~夢のひとかけ~

2020.03.24 更新

上村慶次郎

新型コロナウイルスの感染防止の観点より、誠に申し訳ございませんが、開催を延期とさせていただきます。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 上村慶次郎さんは、造形力豊かな細工物や絵付けの作品など、詩情あふれる作品を作られます。

 上村さんは、新潟、沖縄、備前、台湾など、様々な土地で陶芸の研鑽を積まれました。また、陶芸を始められる前も様々なお仕事をされていたそうです。そのような多彩な経験を活かして作られる作品は、細工物から絵付けまで、多岐にわたりますが、どれも夢の中の一コマを切り取ったような情緒が感じられます。

 本展では、細工物から絵付けの器まで様々な作品を一堂に展覧いたします。上村さんの作品の世界をお楽しみ下さいませ。

 

 

上村慶次郎(うえむら・けいじろう)陶歴

1970 熊本県に生まれる

1998 吉田明氏に師事(七輪陶芸・ミニ窯・紙窯を修得)

2010 新潟県にて作陶

2013 沖縄県にて壺焼き・線彫り等を修得

2017 竹南蛇窯(台湾)にて招待作家として滞在制作・陶芸指導を行う

2018 岡山県備前にて作陶

 

現在 熊本県八代市に

一夢庵風流窯を開く

熊本・名古屋・京都・台湾

などで個展多数開催。

 

 

「親と子と壺と」