このたび、京都陶磁器協会設立 70 周年記念「京焼・清水焼の世界」をそごう横浜店様にて、開催させていただくことになりました。
京都陶磁器協会は、京焼・清水焼の振興と発展を目的に活動しております。
京焼は、古都の文化人からのニーズに応え、さまざまな手法・技術を用いて、花器・茶器・飾り物など多彩な焼物を造り続けながら発展してきました。
今回の展示会では、現在京都で活動している陶芸家がオブジェから日用食器まで多種多様な作品を出品しております。
京都の伝統工芸の技術の極みと芸術の融合をお楽しみいただければ幸いです。
また、期間中は京焼・清水焼作家による列品解説やワークショップなど特別企画も開催いたします。
詳細は下記のリンクよりご確認ください。
そごう横浜店 -未来に繋ぐ伝統の技と美-京焼・清水焼の世界
【出展者】
永樂而全、森野泰明、清水六兵衛、川上力三、吉村楽入、
今井政之 (故)、今井眞正、高野昭阿弥、石田滋圭、
宮川香雲、猪飼祐一、井上路久、谷口良孝、河井亮輝、
平野泰三、小川與山、清水北斗、加藤泰一、
赤沢露石、浅野哲、浅見五祥、天野明美、荒井寿泉、
石戸生、市岡和憲、市川博一、伊藤聡、伊藤典哲、
巖田雙楽、上坂善妙、小垣靜和、岡田優、岡本和芳、
小川文齋、小関弘泉、小田雅宏、赫三郎窯、加藤清昌、
加藤敬、加藤貴富、叶松谷、河合徳夫、観芙、北村賀善、
熊本一哉、柴田恭久、島田耕園、清水幹子、釋伯山、
松斎陶苑、諏訪蘇山、高木岩華、髙田雅楽、張義明、
竹村繁男、竹村陽太郎、高橋道八、田中永嵩、田中寿宝、
田中大、田中方円、谷口和彦、谷口翠雲、張義明、
津田友子、寺池尚孝、西川光男、西出真英、橋本城岳、
早川元観、林侑子、藤田瑞古、伯耆正一、守崎正洋、
三浦竹泉、宮下英子、森里龍生、森俊山、森田隆司、
八木美詠子、山本重行、山﨑光洋、山本壹楽、吉田瑞希、
林山陶苑、伊藤紫峰、晋六窯、横山真理子、あかね屋、
小田益人形工房、紀澤、キヨロク、重松康夫、清水紀之、
瑞光窯、一石、土田人形、陶あん窯、仲上雅子、
中村譲司、真鍋元気、光本なお子、森里陶楽
ほか多数
主催:一般財団法人京都陶磁器協会
後援:京都府、京都市、京都商工会議所
協力:京都陶磁器協同組合連合会
《特別企画》
【酒器百選】
伝統のわざを受け継ぐ名匠や感性ゆたかな若手作家まで多彩な京焼・清水焼作家約50名の酒器100点以上を展示・販売しております。
【列品解説】
3/8(金),3/9(土),3/10(日)
各日13:00~13:30 ※参加自由、無料
【箸置き絵付体験】
3/9(土),3/10(日)
各日11:00~12:30,14:00~15:30
所要時間:上記時間内にて30分程度
参加費:3,300円(税込)
※原則事前予約制 (当日参加も可)
※定員あり
(満席時はお待ちいただく場合がございます。)
【楽茶盌削り体験】 講師:𠮷村楽入
3/11(月),3/13(水)
各日11:00~12:30,15:00~16:30
3/12(火) 各日11:00~12:30,18:00~19:30
参加費:14,300円(税込)
※事前予約制,定員各回8名 (先着申込順)
《ワークショップ参加お申し込み・お問い合わせ》
そごう横浜店6階 美術画廊
TEL:045-465-5506
日中国交回復50周年を記念した活動の一環として、2022年11月25日に中日産業創新センター様が上記フォーラムを開催されます。
このフォーラムは、両国の伝統的な文化の一つである陶磁器をテーマとした文化交流の機会と位置付けております。
保定は河北省にある都市の名前で、宋時代の五大名窯である「定窯」があった地域です。
特に「定窯の白磁」は有名で、西暦1100年頃は、中国陶磁の中心的産地の一つでした。
その当時、京都は平安京の時代で、中国と日本の間で、陶磁器の物流が行われており、その足跡が京都府内に残っています。
今回のフォーラムは、京都府と駐大阪中国総領事館のご後援をいただいております。
京都に脈々と流れる文化芸術学術の系統と、中国がもつ伝統文化の間にシナジーを醸し出し、陶磁器文化を軸にした人材育成や新しい産業化を目指したいと考えております。
このような背景で行う京都保定フォーラムに、皆様もご参加いただくことができます。以下の要項をご覧いただき、申し込みのページからご登録ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【日中陶磁器セラミックス交流会/京都保定フォーラム】
日時 |
11月25日(金曜日)午後3時から5時半 |
場所 |
公益財団法人国際高等研究所コミュニティーホール+オンライン会議方式 ※公益財団法人国際高等研究所:https://www.iias.or.jp/ 住所:京都府木津川市木津川台9丁目3 |
主催 |
中日産業創新センター |
後援 |
京都府、中華人民共和国駐大阪総領事館 中国人民対外友好協会(中日友好協会) |
協力 |
河北省人民政府、保定市人民政府 |
企画 |
H&H産業株式会社、世界知識出版社有限公司 |
申込みフォーム
https://www.handhinc.jp/f/application/
東京ドームテーブルウェアフェスティバルに、
京都陶磁器会館は「やきセサリーマルシェ」を出展します。
毎日、京都陶磁器会館スタッフのほか、アクセサリー作家が在廊します。
ブース名:104-3
東京ドームテーブルウェアフェスティバル2020
「アクセサリーを通して、
京焼を楽しく知ってもらう」
やきセサリーマルシェ
出展いたします!
場所は、東京ドーム会場内
ブース「104-3」
京焼が集まっているエリアにあります。
出店予定の作家は、
京都で活躍する作家たちで、
その多くは
今回出展するアクセサリーだけではなく
器やオブジェも製作しています。
展覧会名の「やきセサリー」は、
「やきもの」と「アクセサリー」を
合わせた言葉です。
「京焼を楽しく知る」をコンセプトに、京都で生まれる陶磁器の魅力をアクセサリーという身近なものを通して、お伝えしたいと思います。
陶磁器のアクセサリーは
小さな身に着けられる美術品。
年齢・性別の垣根を越えて
多くの人に愛されています。
マルシェにお越しいただき、見てふれて、その魅力を感じて頂きたいです。
一般財団法人京都陶磁器協会、並びに京都陶磁器協同組合連合会が主催となり、公募展を開催することとなりました。
京都府内在住の方を対象とし、満40歳までの応募が可能となっております。
京焼の未来展 ーテーマ豆皿ー 一般財団法人京都陶磁器協会では、京焼を後世に残していくためにはどのような取り組みを行っていくべきか、京焼の未来を担う若い作り手が京都において、明るい未来を描ける地域とするために、本展覧会を企画するに運びとなった。
様々なテーマの中で、新たな発想やデザイン、表現方法を使った作品を募集し、革新が伝統となり、京都における焼き物文化が未来に継承されていくことを望むものである。
本年は「豆皿」をテーマとし、表現豊かな作品を募集します。着彩に関して無鉛絵の具を使用すること。
審査員 陶芸家 清水六兵衞 陶芸家 石橋裕史 京都工芸繊維大学デザイン・建築学系教授 中野仁人
たん熊北店 栗栖正博 NPO法人食空間コーディネート協会近畿支部長 山田久枝
賞 大賞 1名(正賞および副賞30万円)
京都陶磁器協会賞 1名(正賞および副賞20万円)
京都陶磁器協同組合連合会賞 1名(正賞および副賞10万円)
奨励賞 5名(正賞および副賞2万円)
応募締切 2018年12月27日(木)
出展料 無料
応募資格 京都府下で制作している満40歳までの方。(国籍は問いません)
詳しくは下記PDFをご参照ください。
京焼の未来展ーテーマ豆皿
伊藤竜也 陶展 「極光」
「極光」は、伊藤竜也が作り出した釉薬の名前でもあります。
彼は始め、国宝の窯変天目に憧れ、かの作品に迫ろうと研究を重ねていました。しかしある日、友人から「既に存在するものを追随するのではなく、自分自身の作品を作り出すのが本筋ではないのか」と問いかけられました。彼は自問自答の末、それはそうだ、自分にしかできないものを作ろう…と決意、その答えが工夫を重ねて編み出した釉薬「極光」だったのです。
「極光」は釉調の変化を持たせるために、基礎になる釉薬の上に二重に釉薬を施してあります。釉薬の厚みが厚すぎると剥がれてしまうので、慎重に施釉しなければならなりません。また、焼成方法にも工夫が重ねられており、何度も何度も火の試練に耐えたのち、「極光」は完成します。
そうして完成した作品は、色も輝きも非常にデリケートで、写真ではなかなか本当の美しさは伝わりません。微妙な色合いを出すために、撮影を担当してくださった写真家の二村先生も、セッティングだけで2時間を費やされたほどです。北極のオーロラが映像に移りにくいのと同じで、伊藤竜也氏の「極光」も実際に手に取っていただかないと、あの美しさはわかってはいただけないように思います。
彼の作品を初めて目にしたのは、昨年開催された「日吉開窯100周年記念コンペディション」の時でした。この展覧会は次世代を担う若手を発掘しようと企画された展覧会でしたが、その会場でひときわ美しく輝く上品な小鉢が伊藤竜也氏の作品でした。深い紺青色の高杯の小鉢。やはり、どの人もそう思われたのか、人気投票の結果、グランプリ作品となりすぐに売れてしまいました。よほど手慣れた作者の作品かと思っていたら、背の高い男の子が恥ずかしそうにやってきて、初めてのコンペで、作品を人前に出すのもあまり経験がないと話してくれました。京都陶磁器会館ではすぐに追作を依頼し、今日まで彼の作品をお預かりしています。
伊藤竜也氏の作品は、最近、格段に洗練されてきました。今年の「京焼・清水焼展」でも、京都市長賞を獲得、そして今回、初めての個展を弊館のギャラリーで開催できることは、京都陶磁器会館としても大きな喜びです。是非、一人でもたくさんの方に、会場で火によって永遠に刻まれた伊藤竜也の「極光」をご高覧いただきたいと願っております。
陶 歴
1988年 京都に生まれる
2009年 京都府立陶工高等技術専門校 成形科修了
2010年 京都府立陶工高等技術専門校 研究科修了
2014年 日吉開窯100周年記念コンペティション
一般投票で選ぶグランプリ 受賞
2015年 京焼・清水焼展 京都市長賞受賞
紫峰窯 伊藤 竜也
京都陶磁器会館ホームページでは、「クローズアップ陶人」として伊藤竜也氏の特集を掲載しております。是非、ご覧ください。
平成26年3月7日(金)~3月9日(日)の期間中、京都陶磁器会館2Fにて、「進化の兆し 京焼・清水焼の新潮流 Ⅱ」を開催いたします。
京焼・清水焼は、飲食器、花器、茶器、香道用品を中心として発展してきたが、生活様式の西洋化による和食器の消費減、茶華道、香道等の愛好者の減少などにより消費は減少している。
陶磁器という素材と伝統的に受け継がれてきた京焼・清水焼ならではの技術や意匠を活かして、これらに変わる新たな商材を開発し、新たな需要の掘り起こしを図る必要がある。住空間に関わる有識者を講師として、京焼・清水焼の概念を超えた可能性を追求した新商品を開発し、新たな需要を創造する。
「あつまるカタチ」
~村上 愛 ワークショップ~
展覧会期間中の2月22日(土)に村上愛さんのワークショップを行います。現代の若手陶芸作家による、自身の制作方法の実演となっております。定員は30名、先着順となっていますので、お早めにお申し込みください。
パーツを組み合わせながら、手捻りをして一つの造形を作っていくという自身の制作方法の実演をしていただきます。アッサンブラージュして生命体のように作品を作り上げていく、村上愛さんの制作に迫ることのできる、ワークショップとなっております。パーツ同士をつなぎ合わせて生まれる作品の根底はどのような方法を使っているのか、その制作方法を見ることで、村上さんの作品に新たな発見をすることができるでしょう。是非、ご参加ください。
お申し込み方法
ワークショップ申込用紙に、住所(所属)、氏名、電話番号、を必ずご記入の上、下記の連絡先まで郵送、FAXまたは、お問い合わせメールにてお申込みください。先着順となっております。定員に達し次第、受付を終了いたしますので、あらかじめご了承ください。
※(お客様の個人情報は、ワークショップへの参加及び会館からのご連絡等に利用させていただく場合がございます。)
村上愛ワークショップ「あつまるカタチ」申込用紙
ご連絡先
〒605-0864
一般財団法人 京都陶磁器協会
京都陶磁器会館
京都市東山区東大路五条上ル
TEL 075-541-1102 FAX 075-541-1195
info@itp.kyototoujikikaikan.or.jp