8月8日～12日の5日間の期間中、京都陶磁器協同組合連合会の主催で開かれ、今回36回目を迎える「京焼・清水焼展」ですが、今年は例年通り、五条坂の陶器祭りとおなじ期間での開催です。

この展覧会では、京都の窯元さんによって制作された作品を展示販売しております。古くから伝えられている伝統的な技法や手法を取り入れた中で、新たなデザインの要素を付け加えることでより素晴らしい作品を制作されています。革新的な作品ばかりではなく、古くから伝えられているデザインの作品もあり、その作品は確かな技術がないと作り上げることの出来ないような作品となっています。

毎年、いくつかの賞が設定されており、今年は17作品が入賞しました。一つ一つの作品が素晴らしく、甲乙つけがたい作品が出展され、幾度も選考しなおし、長い時間をかけようやく入賞作品が決定されました。合計で100点以上もの作品が並ぶ「京焼・清水焼展」は、各所にちりばめられた京の匠の技が光り、京都における陶磁器の素晴らしい作品が集まった展覧会になっております。また、会館入口付近には、「琳派400年」を記念した、特別作品を展示しております。出展作家が特別に製作した作品となっております。ぜひご覧ください。

会場では期間中、会場にてアンケートをご記入していただきますと抽選で「ステキな京焼・清水焼」が当たるイベントもされています。是非、会場にお越しいただき、匠の織りなす素晴らしい「京焼・清水焼」をご覧ください。