京焼・こどもプロジェクト「京都市立 下京渉成小学校 5年生　　京野菜大作戦～笑顔の輪を広げよう～」

今回は、当協会の公益事業である「京焼・こどもプロジェクト」の紹介をさせていただきます。「京焼・こどもプロジェクト」は、過去にもご紹介させていただきましたが、市内の小学校へ京焼に理解を深めるための一助として、京焼・清水焼のプレゼントや調理実習で盛り付けに京焼・清水焼を使用してみるなど様々な形をとることが出来るプロジェクトとなっております。

 

　下京渉成小学校では、5年生の授業として「京野菜大作戦～笑顔の輪を広げよう～」と題しまして、京野菜を育て、自分たちで調理し美味しくいただき、京野菜の素晴らしさを広めようという、企画となっており、その中で、昨年11月19日に当協会が器づくりという形で、協力させていただきました。

地元の陶磁器である、京焼・清水焼を知っていただき、また、自分たちで実際に制作することによって、器の成り立ちや、作り方、気を付けるところ等を、知っていただけたかと思います。

 

 

 

器制作では、手ひねりで制作し、印花といわれる様々な模様を彫ったハンコで、器に模様をつけていただきました。思い思いの形、思い思いの模様を付けた、子供たちのオリジナリティあふれる作品たちは、どれも素晴らしいものとなっておりました。

そして、自分たちで作った器に、自分たちで育て、調理した京野菜を盛り付け、保護者の方や野菜の育成でお世話になった方等を招待し発表する場に、当協会としてもお邪魔させていただきました。子供たちの自由な発想で作られた料理は、とても美味しく、また、新たな発見もあり楽しいものとなりました。

また、このような形で、京焼・清水焼の素晴らしさを見つめなおし、より多くの方に知っていただきたいと思います。