2013年初めの「京焼・うつわだより」は1月7日(月)~3月11日(月)の期間で開催されている、京都陶磁器協同組合連合会主催「MANOATARI~匠の技」といたしまして京都の陶芸職人による実演の様子をお届けします。
昨年の3月に行われ大変好評だった、京都陶磁器協同組合連合会による実演ですが、今年は1月から3月中旬までと長期開催とパワーアップされました。
京都のやきものがいかにして作られているのかが、目の前で見ることができ、長きにわたって伝えられてきた職人の「匠の技」の一部を会期中、ここ、京都陶磁器会館にてご覧いただけます。
実演していただける職人さんは週替わりとなっており、様々な製法や技法をご覧いただくことができるでしょう。
今回はロクロだけでなく、タタラ製法や鋳込み製法などといった、普段あまり見ることのできない、職人さんの生の製法を見ることのできる機会となっており、より多くの方にやきものの奥深さや面白さなどを知っていただくことができると思います。
また、実演に来ていただいている職人さんの制作された作品も当館にて展示・頒布しておりますので、やきものと作り手がどのような人なのかを知ることもできます。作品一つにどれだけの思いが込められているかなど、知れば知るほどやきものが好きになっていただけると思います。
窯元や職人、作家ごとによって作り方や完成に至る細かなプロセスの違いなど、それぞれの色や特徴といったものを持っています。 その違いを見て、感じて頂き、一人でも多くの人にやきものに興味をもってもらい、好きになっていただけることを願っています。会期も長くなっておりますので、是非、京都陶磁器会館にお越しいただき、実際に京都の匠の技を目の当たりにしていただきたく思います。
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