京焼・こどもプロジェクト「一橋小学校」
今回は9月10日に京焼・こどもプロジェクトとして、一橋小学校へ行ってきました!
昨年度から始まった、「京焼・こどもプロジェクト」!市内の小学校へ京焼のサポートをメインとしたもので、抹茶碗のプレゼントや調理実習で盛り付けに京焼・清水焼を使用したりなど様々な形をとることが出来ますが、今回は、陶磁器についてのレクチャーということで、一橋小学校の茶道部へお邪魔しました。
4~6年生の生徒さん21名の皆さんに磁器と陶器の違い、下絵と上絵の違いなどを実際の抹茶碗を触っていただきながら説明いたしました。 季節によって使われる「夏茶碗」と「冬茶碗」の違いや、陶器の中にも土の違いで色が変わることなどを説明し、こどもたちも興味深そうに聞いてくれて、よかったと思います。
その後、茶道部の皆さんのお点前の練習が始まり、ちゃっかりお茶も頂いちゃいました!目の前で点てて下さり、一生懸命なその姿に感動しながら美味しくお抹茶を頂きました。さすが6年生!と言いたくなるくらいに、その一挙一動がキリっとしていてしっかり練習されているんだなと感じました。
お抹茶をいただいた後、もう一度抹茶碗を見ながら質問していただいたりしているとお別れの時間に…最後の挨拶も正座で行われ、今回のレクチャーは終了しました。
このプロジェクトを通してたくさんのこどもたちに京焼・清水焼の素晴らしさを知っていただき、地元・京都で陶磁器のお仕事に就いて、これからの京焼・清水焼を支えて頂けるようになればと思います。
一橋小学校・茶道部の皆さん、今回は、長い間正座で話を聞いてくださり、お抹茶までごちそうになりありがとうございました!
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