今回は、京都青窯会主催・京都陶磁器協会協賛「第４５回青窯会展」の取材に行ってまいりました。

イタリア料理店「イル・カッペッロ」さんと『料理とうつわの競演』をテーマに職人さん方の創作意欲にあふれた作品を展示されました。平成24年3月17日（土）～20日（火・祝）の期間中、京都青窯会館の職人が、イタリアンレストラン「イル・カッペッロ」にて作品展示会を行いました。

今回のテーマ『料理とうつわの競演』に沿って青窯会館の職人それぞれがイタリア料理に合う作品を制作し展示されました。会場のイタリアンレストラン「イル・カッペッロ」入口に青窯会作陶展の看板とお店のメニュー板があり、いい雰囲気です。

　総勢３１人の職人さんによる今回の作陶展では、総作品数８０点とその数もさることながら、ひとつひとつの作品の個性も光っており「うつわ」としての機能とそれぞれのユニークな「デザイン」も兼ねそなえた素晴らしいものでした。

扉を開き一歩店内に踏み込めばあたりはおいしい香りで包まれ、カウンターを挟んで向こうには開放感のある厨房。そこで調理される本格的なイタリア料理、後ろには豊かな個性が輝く作品が並んでいて、ゆったりくつろぎながらお腹も心も満たされる空間です。

期間内の19日（月）18：00～レセプションパーティーも行われ、作陶展を見に来られたお客様、お料理を食べに来られたお客様、ともに『うつわと料理との競演』を心行くまで楽しめることが出来たかと思います。