京焼こどもプロジェクト in 京都市立下京渉成小学校
(財)京都陶磁器協会 京都市教育委員会より、感謝状をいただく。
自分たちが育てた京野菜で京料理を作り、京焼に盛り付けて食べる授業「ゼロからつくろう おいしい協(京)野菜収穫へ」プロジェクト
1月11日・京焼講座
1月12日・収穫「採ったど~!」 |
1月12日はこの冬1番の冷え込みでしたが、こども達の元気で寒さはどこかへ行ってしまったような1日でした。自治連合会長さんに「いろんな人の助けで、人は生きていることと、君らこどもは宝物な
んだということを忘れないで」というお話のあと、野菜の収穫の仕方を聞いて、いざ、収穫開始。あちこちから「大きい!!」「良いにおい」などの歓声が上がります。おそらく初めての収穫の喜びを、こどもたちは大人になっても忘れないでしょう。1月16日・調理実習「京料理作り」実習室はお出汁の良いにおいでいっぱいでした。調理実習は2度目とのことで、包丁を持つ手はおっかなびっくり!!でも、ニンジンを型抜きしたり、飾り付けの葉蘭を切ったり、どんどん調理は進みます。自分で選んだ京焼の器に、きれいに盛り付けたら、ランチルームへ運んでお食事会が始まります。お客様の用意もするんだと、こども達は大張り切りで頑張っていました。どの子にとっても、自分で育てた野菜は格別なんです。
お食事会では班長さんの感想と収穫までの道のりを記録したビデオが上映され、いよいよ会食です。
「自分で育てた野菜は特別の味がする!」
「水やり大変だったけど、よかった」
「京焼がきれいだから余計においしい!」
など、たくさんの「おいしい」が聞かれ本当に楽しいお食事会でした。こども達のお料理はお世辞抜きでおいしく、美しく盛り付けられていました。
たくさんの大人達の思いと、こども達の頑張り。「啐琢同時」という言葉がぴったりな素晴らしいプロジェクトでした。
財団法人 京都陶磁器協会では、今年もこのような活動を通じて、子供たちの豊かな未来作りのお手伝いをしてまいります。
※「啐琢同時」= 禅語で親子が共同で作業をすれば、ことがうまく運ぶたとえ。雛が孵化するときに親は外から、雛は卵の中から殻をつついて力を合わせて殻を割る様をさす。
下京渉成小学校5年生の皆さんへ
ごちそうさま!ゼロから作ってくれた協(京)野菜
1月11日、12日と楽しい時間をくださった下京渉成小学校の皆さん、本当にありがとうございます。
「京焼講座」では、素晴らしい感想を述べてくださり、感激しました。また寒い中の野菜の収穫は、寒さなんか吹っ飛んでしまうほど楽しく、収穫の喜びを私も味あわせて頂きました。また、あの時頂いた「16日の招待状は大切な宝物になりました。
そしてお土産の頂いたお野菜は、家族で美味しくいただきました。特別の野菜ですから、我が家の特別の「京焼」に、盛り付けました。2回に分けて頂きましたが、我が家は野菜炒めが好きなので、蕪の葉と壬生菜は野菜炒めに、お葱は薬味に、蕪は即席漬けにしました。香りの良い、とても美味しい野菜で、家中、に「美味しい!」の輪が広がりました。
最後に残った蕪の根っこは、うちで飼っているデグー(南米産の小型モルモットです。)のカズ(という名前)が美味しくいただきました。よほど美味しかったのか、必死で食べていました。
そんなふうに、皆さんから頂いたお野菜は、人も動物も大好きで、あっという間になくなりました。私は皆さんへの感謝でいっぱいです。
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