「北川宏幸 陶展」

Vol.64(2014.04.09)

今回は、201444()13()の期間中、京都陶磁器会館1Fギャラリーにて、開催しております「北川 宏幸 陶展」を紹介いたします。この展覧会は、一般財団法人京都陶磁器協会主催による企画展となっております。

北川宏幸さんは、京都府出身で、京都造形芸術学院陶芸科(現京都造形芸術大学)の在学中に、木村盛康先生の弟子となり天目釉について研究後、油滴天目の結晶を全体的に析出させる耀変鉄釉の開発に成功されました。

過去には、「朝日現代クラフト展」入選(’88・‘91年)、「サントリー美術館大賞’92‐挑むかたち‐」入選(‘92年)、「京展」入選(‘94年)等、多数の受賞歴があります。

 

 北川さんの作品は、内側に施釉された耀変鉄釉と表面の焼〆象嵌によって、金属質でシャープな作りになっています。飛鉋と櫛目の応用に合わせ、部分的に施された釉薬が、作品の独創性と面白さ、心地よい手触りを作り出しています。
ほとんどの作品は、酒器と花器で構成されており、一見オブジェのような大きな花器から、手のひらサイズのぐい呑みまで幅広く制作しています。

伝統と現在のデザイン性を組み合わせ、新たな価値観や趣によって制作された作品は、素晴らしいものとなっています。

 

是非この機会に、北川さんの作品をご覧いただき、作品にみえる金属性と独特の装飾をご覧ください。

また、京都陶磁器会館ホームページ内「クローズアップ陶人」のコーナーにて、過去に北川さんをご紹介しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。(クローズアップ陶人「北川 宏幸」

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