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髙橋康治 陶展 ~geometry~
髙橋康治さんの作品は、直線的なフォルムと、円の重なりによる奥ゆきのある細部が魅力的です。
geometryシリーズは、板状の土に穴をあけたものを幾層にも重ねて成形されます。その穴のあけ方は綿密に計算され、円同士の重なりで複雑な模様のような構造が現れます。特にフォルムの稜線付近は、円の要素に直線の要素が加わることでより複雑になり、全体のフォルムと細部の構造との関係を強固にしています。 また、炭化焼成による変化に富んだ色調は、幾何学形態に有機的で力強い表情を与えます。
本展では、大作を中心に展覧いたします。”geometry”‐幾何学的な作品の世界をお楽しみ下さいませ。
髙橋康治 (たかはし・こうじ) 陶歴
1986年 京都府に生まれる
2009年 京都精華大学 陶芸専攻 卒業
2011年 同大学大学院 芸術研究科 修了
個展
MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(2011) パレスサイドホテル(2011)
グループ展
日中韓合同陶芸展(2009) 長谷川裕子+16人のアンサンブル展(2011)
未来風景展(2012年) 創工会新進作家展(2015) 他多数
公募展
国際陶磁器フェスティバル美濃 入選(2011)
わん・碗・ONE展~次代を担う若者の作品展~ 京都陶磁器協会賞(2018)
作品名「geometryⅡ」