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西條淳子 陶絵展

西條淳子B

大正初期から100余年、茶道具や割烹食器を手がける名門 澤村陶哉工房で、30年ちかくも制作をつづける西條淳子氏は、高度な技と経験が必要とされる京焼の絵の具を巧みに使いこなし、活き活きとした、たおやかな自然を描き出す絵師です。

丹念に描きこまれた草花は、単に形を精密に写し取ったものではなく、確かで繊細な描写により、生命が持つ独特の気配さえ感じさせます。写真に紹介した作品は、西條家の秋の庭の風景ですが、日々スケッチを重ねてこられた、生きた筆致が、作品の上で微笑んでいるように思えます。

また、彼女の作品にある余白は、我々を想像の世界へと誘(いざな)います。陶作品というよりは、一幅の絵画を眺めているような西條氏の作品。いつか見た風景がそこにはあり、自分の記憶と相まって合って、懐かしさの残る濃密な時間を生み出すのです。

「ふと立ちどまって、手にとってみたくなるような作品をつくりたい」と語る西條氏。彼女の思いが込められた作品に、自分の生きてきた時間を重ねて楽しんでみられてはいかがでしょうか。

是非、ゆっくりとご覧いただきたい作品展です。

 

西條淳子略歴

京都精華大学美術学部デザイン科卒

京都府立陶工高等技術専門校 図案科卒

二代目澤村陶哉氏に師事

三代目澤村陶哉工房にて絵付けに従事

 

会期:2016年7月15日(金)~27日(水)

時間:9:30~17:00 (木曜日定休)

会場:京都陶磁器会館1Fギャラリー

 

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