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横山工房展 ~鉄釉の世界~
横山工房は、染付、結晶釉、練込みの技術を有し、とりわけ鉄釉・天目釉に関して高い知識と技術を持たれ、後進の育成にも力を入れられています。その油滴天目は、落ち着いた色調が特徴的です。茶碗や酒器などの制作はもちろん、山椒魚の箸置きなども可愛らしく、鉄釉の新たな一面が垣間見えます。
本展では茶碗、酒器、茶器、小物など、鉄釉が施された様々な作品を展覧いたします。お気に入りの逸品を探しに「鉄釉の世界」をお楽しみください。
横山工房(横山真理子・直範)
1980年 京都東山に横山工房「真窯」を 開窯
横山真理子 陶歴
京都工芸美術作家協会作家協会会員 日本伝統工芸会正会員
1976年 嵯峨美術短期大学 専攻科卒業
(岩淵重哉氏,東憲氏、近藤潤氏、大西政太郎氏に師事)
1979年 京展 新匠工芸会展 90明日への茶道美術公募展 入選
女流陶芸展 新人賞受賞
2007年~日本伝統工芸近畿支部展 日本伝統工芸展 入選、
2016年 日本伝統工芸近畿支部展 京都新聞賞受賞
横山直範 陶歴
元京都市産業技術研究所研究部長 京都美術工芸大学特任教授
京都市立芸術大学非常勤講師 独)京都市産業技術研究所名誉研究フェロー
東洋陶磁学会会員 日本伝統文化学会会員
1980年 信州大学大学院工学系研究科修士課程(ガラス工学,粘土工学)修了
1981年 京都府立陶工職業訓練校(図案科) 卒業
1980~1989年 昭和製陶株式会社 勤務(彫塑家 船津英治氏、陶芸家 加藤庄
氏に師事)
1989年~2014年
京都市産業技術研究所 勤務
陶磁器技術(釉薬・素地・焼
成)研究に従事
2014年~
横山工房にて釉薬研究
「炭化銀油滴ぐい呑」