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森本真二陶展 ― 新たな試み 土と釉薬の相性を探って ―
昨年からのコロナ禍により仕事や生活が変わり、私自身もこの多くの時間を、そして陶芸の根幹である土を見つめ直しました。地元亀岡にて、裏山や出先で隆起した地層を見ればサンプリングし、幾度も試験した結果、新しい風合いに出会うことができました。この模索の結果を今回の新作として展示します。
また定番オリジナルの黒釉流しや、白釉ベースの新作なども見て頂けますと幸いです。
これらの器が、家での食事をより楽しむ時間が増えたこの機会に、皆様の素敵な瞬間の黒子となればと想っております。
森本真二(もりもと・しんじ)
1963 京都に生まれる
1987 京都府陶工職業訓練校成形科修了
1992 京都市、清水焼団地に新工房を開く
国際陶磁器展 美濃’92初入選
1998 工房を亀岡・東別院の地へ移す
2015 銀座松屋にて20回目の記念個展開催
赤織部と天目、穴窯焼成を中心に現在に至る。