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井上路久作陶展「三代で紡ぐ京焼の形」

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今回、井上路久氏の作品を中心に、親子三代の道筋をたどる展覧会を開催する運びとなった。
 
路久氏は陶芸家の祖父・井上治男氏、父・井上佳久氏の長男として生まれ、五条坂で活躍する素明窯の三代目である。
大学では日本画を専攻、柔らかな曲線が美しい白磁、青白磁の作品を制作している。
 
祖父・治男氏は清水六和、六代清水六兵衛に師事し、日展を中心に活躍。
 
日展審査員、評議員を歴任の後、昭和47年には自身の作品も文部大臣賞を受賞。
 
父・佳久氏も日展と日本新工芸展において活躍。
 
残念ながら両氏共に故人であるが、その志は路久氏の中で力強く生きており、彼の造形の支えとなっている。
 
三代の作品を通して、これまでの京焼きの道筋と、そしてこれからの未来を築いていく京焼が目に浮かぶ。
 
 
 
<井上 路久 陶歴>
1985-陶芸家・祖父 井上治男・
父 井上佳久の長男として
京都に生まれる
2010-京都精華大学 芸術学部
造形学科 日本画 卒
2011-京都府立陶工高等技術専門校
成形科 修了
2012-京都市産業技術研究所 入学
2013-朝日陶庵「ギャラリーくら」個展
2014-京展 入選 
創工会企画
選抜四人展開催(京都文化博物館)
   京都花鳥館賞 最優秀賞 受賞
2015-宝塚市展 鉄斎美術館賞 受賞 
創工会 会員となる 
日工会展 入選
高島屋 京都店 美術工芸サロン 個展 
現在-創工会
京都工芸美術作家協会 会員

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