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『黒川徹展~むこうのかべ~』

現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環として、財団法人京都陶磁器協会主催の展覧会も、ついに第3弾『黒川徹展~むこうのかべ~』を開催いたします。

 

9月15日(土)から9月30日(日)までの期間、京陶磁器会館2階ギャラリーにて『黒川徹(くろかわとおる)展~むこうのかべ~』を開催いたします。
黒川徹さんの代表作を見た人はまず、大きさに圧倒されます。陶磁器を知るひとからすれば、この大きさの陶器作品を作る難しさ、大変さは言わずとも分かるでしょう。大きさもさることながら、その形がじつに特徴的で、まるで自然物のように違和感がなく、アンバランスにたたずんでいるように見えますが、重量をコントロールすることでうまくバランスをとっているのです。制作方法は手びねりで、中が空洞のチューブを積み上げながら枝分かれして、融合してを繰り返していく独自の技法を用いられています。今回の展覧会では、黒川徹さんらしい小さな作品も展示・販売されるので、是非、一度お越しになってご覧ください。
 

この展覧会は京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに使ってもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知ってもらうことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。事務局スタッフが心よりお待ちしております。

また、会期中の9月29日(土)に「黒川徹ワークショップ」を行います。ワークショップの詳細、申込はこちらからお願いいたします。

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