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清水朋花 展 -眼差しの行方-
清水朋花は、大学にて陶磁器の制作を学び、現在は京都・山科にて作品を制作している。
清水の関心は、動物の生きぬくための行動や、植物の育ち方に見られる構造など、動植物から引き出した「生きるかたち」にある。
本展に向けては、動物同士で見せる動きや、また人間を意識した動物の見せる動きなど、様々な環境に生きる動物たちの、状況によって見せる動きや表情の違いに着目し、作品を制作している。
これまで世界中で、信仰や畏怖、親しみなど、人間との様々な関係性で、何度も土で象られてきた動物たち。清水のつくる動物は、どのような眼差しを携えるのか。その眼差しはなぜ陶のかたちに留められているのか。作家の視線の先を、ご覧いただきたい。
清水朋花(しみず・ともか)
1994年 大阪生まれ
2018年 京都市立芸術大学工芸科陶磁器専攻卒業
現在 京都市山科区の清水焼団地で制作
受賞歴
2017年 わん・碗・ONE展 京都陶磁器協会賞
2018年 京都市立芸術大学作品展 市長賞
作品名「冬に埋もれる」