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叶具夫 陶展 「流れる光、降る光」
叶具夫さんは、京焼の技法をもとに、あたたかみのある独自の磁器を制作されています。
ろくろや型を用いてつくられた青白磁の器は、かしこまりすぎないかたちに手が加えられ、凛とした風貌の中にどこかやわらかさを内包しています。また白磁や黒釉の器に踊る水玉や縞の文様は、京焼の上絵付の豊かな色彩を大切に、叶さん独特の手法や感覚で描かれています。
初夏を前にした爽やかな光に映える、色やかたちのリズムをお楽しみ下さい。
叶具夫(かのう・ともお)陶歴
1977年 三代叶松谷の二男として生まれる
2000年 同志社大学商学部卒業
2003年 京都市工業試験場窯業科陶磁器コース本科修了 三代叶松谷に師事
2008年 「同志社大学クラーク記念館(重文)」修復工事に伴い、洗礼盤、聖餐台・講演台レリーフ制作
2010年 髙島屋京都店美術工芸サロンにて個展(2013年開催)
2013年 京焼の用と美 / ケルン・ドイツ
2014年 京焼歴代展 ―継承と展開―
/ 京都市美術館
2016年「京もの認定工芸士」となる
2017年 髙島屋京都店美術画廊にて個展
2018年 京都伝統陶芸家協会二凌会展
/ 白沙村荘 橋本関雪記念館