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ひろすえたかこ陶展 circle
白をベースにカラフルな色が躍るひろすえの作品。小鳥、雲限りなく透明なブルーやエメラルドの色…
少女が持つ不思議の世界がそのまま具現化したように思う作品だ。
今回の新作も、私には深い森の中に迷い込んで見つけた、秘密の場所にいる鳥に見えた。
ひろすえの作品を見ると、まるでシンデレラが魔法使いから幸せをもらうような心の底にある懐かしいときめきを思い出す。
でも、ひろすえたかこが作品作りで考えているのは、宇宙との繋がりや法則。
なぜ回るのだとか、なぜ丸いのだとか考えると、地球の自転や惑星の軌道も回っていて、回るとは効率がいいのかなとか考えたり、
粒々の釉薬もなぜ丸くなる?重力?自転?と丸いものに非常に興味があるのだそうだ。
ろくろ盤も太陽系に最近見えてきて困ると笑う、ひろすえ。自分が生きている毎日で感じるイメージや出会いと、そういった宇宙との法則、
周期を重ねるとどうなるのだろうと日夜、形を考えているのだそうだ。
不思議な感性のひろすえたかこ。
そう思うのはもしかしたら、宇宙の法則とひろすえたかこの魔法にかかってしまったせいかもしれない。
<陶歴>
2010 「景色を食べる」日菓×うつわhaku(京都)
2011 アートフェア京都ホテルモントレ京都 客室展示(京都)
アサヒビール大山崎山荘美術館「大茶会」日菓×うつわhaku(京都)
2013 MAISON DʼART gallery 「月をめでる」makomo×うつわhaku(大阪)
2014 MAISON DʼART gallery 「現代美術作家5人展」(大阪)
URBAN RESEARCH 京都店 5周年記念 企画展(京都)
2016 「神保町いちのいち 池袋店」春のフェア「彩る」池袋西武本店(東京)、
西宮阪急「街でみつけた素敵なお店と個性派雑貨特集」(兵庫)
2017 京都岡崎 蔦屋書店にて展示・販売
現在 11月に開催予定の宇宙に関する茶会のための茶碗の制作途中