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『中村譲司展-George Nakamura Exhibition-』
2013年4月30日(火)から5月13日(月)までの期間、京都陶磁器会館2階ギャラリーにて、2013年展覧会、第二弾といたしまして「中村譲司展-George Nakamura Exhibition-」を開催いたします。
中村譲司さんから生み出される作品は青銅器のような金属的な表現を思わせる作品が多く、陶器というイメージを感じさせない風格があり、幾何学的で手作りとは思えない機械的な造形と、アシンメトリーな表現で、見る人を圧倒させてくれます。
今回の展覧会では中村譲司さんの作品、抽象的な物体ではなく、用途のある“道具”という明確な、実物大の道具である『~具(Tool)~』シリーズを中心に展示します。「用途のあるものが美しく、鑑賞することこそが用なのだ」というコンセプトのもとに制作された中村譲司さんの作品、展覧会をどうぞご覧ください。
この展覧会は、現代の工芸を思考し模索する若き作家の一助となることを目的とした、後継者育成関連事業の一環とした、財団法人京都陶磁器協会主催によるものです。京都陶磁器会館2階ギャラリーを、積極的に創作活動をしている若手の作家さんに活用してもらうことで、現代の工芸を、国籍を超えて広く皆さまに知って頂くことを目的としています。今後も現代の創造溢れる若き作家のみなさまの助けとなるべく展覧会を開催いたしますので、その折は是非、京都陶磁器会館へお越しくださいませ。
「中村譲司展」イベント案内(PDF)